【ボート】平和島G2 佐々木完太がまくり差しで大波乱V 3連単7万円超「3周がメチャ長かった」

 G2・2勝目を果たした佐々木完太
 G2優勝トロフィーを手にする佐々木完太
2枚

 「モーターボート大賞~G1・G2優出者バトル~・G2」(25日、平和島)

 5号艇の佐々木完太(28)=山口・120期・A1=が5コースからまくり差しを決めて賞金500万円を獲得した。G2は2022年5月のモーターボート誕生祭(大村)以来2回目の優勝を飾った。2着には新開航(福岡)、3着には中島孝平(福井)が入った。人気を集めた1号艇の長田頼宗(東京)は5着に敗れて、3連単は7万円超の高配当になった。

 勝利の女神は佐々木に味方した。4カドの中島がコンマ05のトップSを決めてまくりに出ると、空いた内を鮮やかにまくり差した。「1Mはどこに行っていいか分からず、しっかり回ることだけを考えた。回った後は追い付かれないように後ろを見ながらでした。3周がメチャ長かったです」と振り返った。

 「エンジンは出てなかった。今節は展開に恵まれて着が取れた。ツイていました」と振り返る。実際、節間は未勝利で勝ち上がり、1着は優勝戦だけだった。準優後には「奇跡を起こしたい」と意気込みを口にして思いを果たした。

 この優勝で来年のSG・クラシック(26年3月24~29日・蒲郡)の出場権を獲得した。「出てなくても勝てるのは、いい勉強になりました。これからも頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。

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