【ボート】多摩川 F2なんのその!内堀学が初戦をインから逃げて勝利!「足は全体的に良かったと思う」

 「マンスリーBOATRACE杯」(9日、多摩川)

 新エンジン、ボートで迎えた初日。相場も定まっておらず、調整に手を焼く選手も多かった。

 初日メイン12Rのドリーム戦は5号艇の黒井達矢(埼玉)がまくり差して勝利。「後半は伸びを落とさずにターン回りが良くなった。ターンの出口で押していた」と上積みに成功した。1号艇で2着に敗れた若林将(東京)は「黒井君が出ていた。僕のは現状で中堅ぐらい。手探りでペラ調整したけど、思い切ってやろうと思う」と悲観することなく前を向いた。3着には4号艇の小坂尚哉(兵庫)が入った。

 連勝はいなかったが、9Rで大外から2着に入った星野太郎(三重)、1、3着発進の青木蓮(埼玉)の気配は上々だ。

 内堀学(37)=東京・102期・A2=は前節のまるがめでFを切り、F2という重い足かせを背負いながらも、10Rのイン戦をコンマ15のスタート(S)から危なげなく逃げ切った。「足は全体的良かったと思う。行き足から伸びとターン回りも余裕があった」と納得の手応えをつかみ「今節はターン勝負で」と笑顔で意気込んだ。もちろん速いSをなかなか行けないだけに普段のような豪快に攻めるレースはできないが、伸びの気配はいいだけに、白星奪取のチャンスはありそうだ。

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