【ボート】宮島水面に「黒いギャング」が襲来 カワウが競走水面を占拠しレースが中断

 「日本モーターボート選手会会長賞」(27日、宮島)

 快晴のもと、2日目を迎えたボートレース宮島は思わぬ事態に見舞われた。世界遺産である宮島にも深刻な被害を与えているカワウが、3R発売中に競走水面を占拠。カワウの大群と、4艇のレスキューボート、掃海艇が水面上で戦う異常事態となった。

 “黒いギャング”の異名を持つカワウは、宮島の原生林にフン被害をもたらした他、宮島の名産品であるアナゴにも被害を与え、漁業関係者から悲鳴が上がっている現状。ボートレース宮島にも飛び火する事態となった。

 20分遅れでレースは再開されたが、3Rのスタート直前に1マーク側に鳥の群が押し寄せ、レースは再びいったん中止になった。カワウが退散した10分後に改めて3Rが行われた。結局、その後の4Rは、発売締切時間が、当初の予定から31分遅れの12時52分(予定は12時21分)となり、大幅にレース進行が遅れている。

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