【ボート】児島G1 守屋美穂が史上3人目の男女混合G1優勝に挑戦

 「中国地区選手権・G1」(9日、児島)

 女子レーサーの守屋美穂(34)=岡山・101期・A1=が4カドまくりで華麗に準優勝戦10Rを突破した。「手前で様子を見て、そこから全速。1艇身(コンマ15)ですよね。もう少し行っていても」と、本人は不満そうだが、スロー勢が遅れたこともあり、最高の形で優勝戦に進出した。

 予選最終日を2、1着、そして準優を1着と頂上決戦に向けて上げ潮ムードだ。「足はバランスが取れて全部いいです。乗り心地も良くなってます」と本人の手応えも抜群だ。

 現在は予備の2位だが、勝てばSG・ボートレースクラシック(3月16~21日・平和島)の出場権を獲得できる。ただ、それ以上に、何度も優勝戦に進出しながら取れていない悲願のG1タイトル奪取の大きなチャンス。そして同時に史上3人目(山川美由紀、平山智加)の男女混合G1覇者という偉業も懸かる。「本人さえちゃんとすれば優勝を狙える」ときっぱり言い切った。

 昨年は一気にG1のあっせんが増えたものの、高い壁に何度もはね返された。「たくさんG1を走らせてもらったのに、なかなか結果を出せなくても自分でも…。だからこそ頑張りたいです」と気合は相当なもの。10日の優勝戦は3号艇で登場する。走り慣れた地元水面で守屋が大きな夢に挑戦する。

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