【カペラS】リメイクが重賞初V 2月末で引退、調教師転身の福永祐一導いた!

 「カペラS・G3」(11日、中山)

 戦前の予想どおり、前半3Fは32秒2の超ハイペース。中山の急坂を前に脚色が鈍った先行集団の直後から、福永に導かれたリメイクが一気に突き抜ける。2着との差は4馬身。文句なしの完勝で重賞初制覇を果たした。福永は「思っていたよりは前と離れていたけど、この馬のリズムで走って、3コーナーから徐々に進出するのはプラン通り」と納得の表情で振り返った。

 人馬のこの先は、二手に分かれる。新谷師は「今回勝ったことでサウジの権利もありますし、選択肢が広がりました」と海外挑戦も視野に入れる。一方、鞍上は来年2月いっぱいで現役を退き、調教師に転身することを発表したばかり。「多くの方が、もったいないと言ってくれる中で決断ができるというのは幸せ。2月末までジョッキーなので、今まで通りに職務を全うしていきたい」と胸を張った。目指す道こそ違えど、将来性たっぷりの人馬が大きく羽ばたいていくことは間違いない。

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