【競輪】「競輪人生に全く悔いはない」村上義弘氏がホームバンクで引退報告会

 ホームバンクの向日町で引退報告会を行った村上義弘
 弟の博幸と撮影に応じる村上義弘氏(左)
 心の師と仰ぐ松本整氏と撮影に応じる村上義弘氏(左)
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 「村上義弘氏引退報告会」(22日、向日町)

 9月に電撃引退を発表した村上義弘氏の引退報告会がホームバンクの向日町競輪で行われた。

 多くのファン、選手、関係者が集まった引退報告会。ステージに上がった村上氏は「引退してサッパリした部分もあったけど、駆けつけてくれたみなさんを見ると、少しさみしく思います」と語った。

 引退後は「ボーッとしているのが楽しい。飽きるまではボーッとしていたい。脚が細くなったので、トレーニングをしようとスクワットをやろうと思ったけど、もう頑張れない」と笑いも交えながら近況を報告した。

 脇本雄太をはじめ、これまで多くの現役選手やOBからのビデオメッセージが流された後は「誰よりも愛を持って接してくれて、父、兄、先輩、師匠。あらゆる尊敬の対象」と心の師と仰ぐ松本整氏(45期・引退)も登壇。松本氏は「ファンが納得するレースをやり続けてくれて一時代を作ってくれた。頑張りきった」とねぎらい村上氏が目頭を押さえるシーンもあった。

 花束の贈呈には弟の博幸をはじめ、京都支部を中心に多くの選手が集まった。村上氏は「競輪人生に悔いは全くありません。悔いがないと言えるのは皆さんの魂の声援があったから頑張ってこられた」と集まったファンの声援に応え、ホームバンクを後にした。

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