クリストフ・スミヨン騎手(41)=ベルギー=が30日、フランスのサンクルー競馬場で、レース中にロッサ・ライアン騎手(22)=アイルランド=に肘打ちして落馬させたため、10月14日から12月12日までの約2カ月間の騎乗停止処分を受けたことが明らかになった。現地メディアが一斉に報じた。
凱旋門賞のヴァデニ(牡3歳、フランス)には騎乗可能だが、天皇賞・秋(10月30日・東京)で新コンビを組むことが決まっていた皐月賞馬ジオグリフ(牡3歳、美浦・木村)には騎乗できなくなった。同騎手は今年、短期免許を取得し、3年ぶりに来日する予定になっていた。