「レディースチャンピオン・プレミアムＧ１」（８月２日開幕、まるがめ）

　女子レーサーによる夏の祭典。「プレミアムＧ１・第３６回レディースチャンピオン」が８月２日に開幕する。今年の舞台は香川県のボートレースまるがめ。昨年６月１日から今年５月３１日までの勝率上位者が集い、女王の座を争う。

　まるがめの水質は海水。瀬戸内海に面しており、潮の満ち引きや風の影響を多く受ける。風向きは基本的に海側からのホーム向かい風だが、天候の変わり目で追い風になることもある。干潮時はまくりが決まることが多く、満潮時は差しが決まりやすいこともポイントだ。

　だが、それでもインが強いことには変わりはない。今年（６月３０現在）のイン１着率は５７・８％で、全国平均の５６・１％を上回っている。

　現行エンジンは昨年１１月末に使用を開始。２連対率で上位に君臨するのは３０号機。初下ろしは１２月のオールレディースで、香川素子が４コースまくり差しを決めて優勝。常に高いパフォーマンスを発揮し、７優出でＶ２を誇る。同じく２連対率が高い６号機も注目エンジンとして数えられる。近況では松尾夏海、上條嘉嗣が連続優出を決めた。

　他には今月のルーキーシリーズで近江翔吾が逃げて優勝した６０号機、直前のシリーズで動いていた３７、６１号機も魅力がある。