【新潟JS】小牧加矢太 同期・今村聖奈に続け 初星挙げたヴァーダイトと重賞初騎乗挑む

 「新潟ジャンプS・JG3」(30日、新潟)

 新人・小牧加矢太騎手(25)=栗東・音無=が新潟ジャンプSで重賞初騎乗を果たす。「初挑戦というよりも、勝たせてあげたい。重賞で減量もないなか、どこまでやれるか。この馬の能力を出し切りたい」。コンビを組むヴァーダイトは所属する音無厩舎の管理馬。自身にとっては、JRA初勝利を挙げた思い入れのある一頭だ。

 父はJRA通算908勝を挙げる小牧太。20年全日本障害飛越選手権を減点ゼロで優勝するなど輝かしい経歴を持ち、競馬学校卒業生でもなく、他の競馬機関にも所属していない、前例のないジョッキーとして21年3月にJRAデビューした。約5カ月で5勝を挙げたが、「スピード感にギャップがありました。竹柵もいけ垣もまだまだですね」と向上心は尽きない。

 新潟は5月28日に1R、4Rと一日2勝を挙げたコースでもある。「馬は新潟が初めてだけど、僕自身はどういう乗り方がいいか、というイメージはできている」。同じルーキーの今村聖奈が重賞初騎乗で勝利を飾った。ハードル界の先駆者として小牧加も続く。(デイリースポーツ・井上達也)

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