【オート】来年復帰目指す森且行が5日間の練習を無事終了「課題も見つかった」
所属する川口オートレース場で、12日から練習走行や愛車の整備に励んだ森且行(48)=川口・25期=が、16日もスタート練習、走行練習を行い、5日間のスケジュールを無事に終了。今後の課題や復帰への手応えをつかんで、午後3時にマイカーでレース場をあとにした。
森は昨年1月に飯塚オートで落車事故に遭い、骨盤と腰椎骨折の重傷を負った。車いす生活や現役引退も覚悟したが、不屈の精神力と“オート愛”で奇跡的な復活ロードを模索。長期リハビリの一環として12日、1年5カ月ぶりに競走車にまたがり、川口オートのレース開催日に合わせた16日までの5日間で、意欲的に走行練習をこなした。
「今回の練習参加はワクワク感と不安が半々でした。朝昼夕の走行練習は、体力的にきつかったですが、まずは乗って走れたことでひと安心。復帰への課題も見つかりました」と成果を語った。
今後の予定については「川口オートは7月上旬から11月いっぱい走路改修で開催がないので、改修後の12月に何節か練習参加して、来年1月に復帰できればと思っています。他場には練習に行かず、復帰初戦も川口で」とホームでの復帰にこだわっていた。