【ボート】児島 支部長として初Vに歓喜の森定晃史 同期の「拡郎からいいバトンもらったが賞金は」

 「マンスリーBOATRACE杯」(2日、児島)

 6日間開催の児島ボートは2日に最終日を迎え、1号艇で人気を集めた森定晃史(39)=岡山・90期・A2=がインからコンマ08のトップSで逃走。19年12月若松以来となる通算V13、地元児島では17年12月以来3回目の優勝を勝ち取った。

 2年半ぶりの優勝を飾った森定は「岡山支部長としては初V。疲れたが、いい集中力で臨めた。みんなが応援してくれてうれしかった」と重責を担い、戦い抜いたシリーズを終えて安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 森定はコロナ禍真っただ中の20年4月に支部長に就任。選手のまとめ役、後輩の育成、関係者との調整等、本業のレースと同時進行で激務をこなしてきた。今節は1号艇の初日9Rでコンマ00のタッチS。ギリギリのS勝負で1着を飾り、予選ラストはこん身の2コース差しで逆転1位。準優はコンマ04、優勝戦はコンマ08のS。本来の攻めのスタイルと熱い気持ちで戦った。「ついつい熱くなりすぎてしまう、それが本来の自分。今節は先輩の妹尾(忠幸)さんが、僕をうまくコントロールしてくれた」と思う存分暴れまくった。

 前節は森定の同級生(倉敷南高校)で同期の吉田拡郎(岡山)が優勝。2人とも全コースに入り、10戦5勝でオール3連対と成績はほぼ同じ。「拡郎からいいバトンをもらえたが、あいつはG3なんでね。あいつの方が賞金が高いのが悔しい」とジョークを飛ばしご機嫌の笑顔。今節は高校の先輩である小宮淳史(岡山)の息子・小宮涼雅がデビュー。前節は吉田、今節は森定が熱血指導を行い、サポートしながら優勝を飾った。02年5月のデビューから20年。「今節は小宮のバーターの割に活躍できましたよ(笑)。彼のデビュー節に優勝して、彼の記憶に刻めて良かった。小宮はいいものを持っていますよ」と支部長として新人をプッシュ。「岡山支部全体がもっと盛り上がれるよう、支部長として頑張りたい」と最後は真面目に締めくくった。

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