【オート】森且行が川口オートレース場のトークイベントに登場
昨年1月にレース中の事故で、骨盤と腰椎骨折の重傷を負い、復帰に向けてリハビリ中の森且行が15日、川口オートレース場のイベントホールで行われた「補助金交付式」に、競輪選手の佐藤慎太郎とともに参列。交付式セレモニーや、その後のトークイベントで近況を語った。
この交付式は競輪とオートレースの売上を財源として実施している補助事業で、2022年度に対象となった6団体(埼玉県近隣の社会福祉法人等)への交付決定を通知するセレモニー。森はオートレース選手を代表して出席した。
壇上で森は「小さいころから夢を諦め切れず、23歳でオートレースの世界に飛び込みました。僕らが走るレースの売上の一部が社会に還元され、地域のみなさんのお役に立てていることをうれしく思います」と挨拶した。
復帰のメドについては「1月に背中のプレートを外して、ようやく普段の生活ができるようになりました。来年初めの復帰を目指していましたが、まだ麻痺が残っていて、神経がつながるまで2年かかるというので、焦らずリハビリを続けたい。できれば6月(川口オート開催中)に練習参加して、どこが足りないか確認したい。足の踏ん張りがきかないようなら、6回目の手術もあります。早めに見極めたい」と語った。
この日は川口オートレース場で山陽オートの場外発売が行われており、久々に森を見たファンは「早くレースに戻ってきてほしい」と声援を送っていた。