【ボート】消防士からボートレーサーへ転身 127期の松本怜がデビュー初勝利

デビュー166走目で初勝利を飾った松本怜
初勝利を飾りスタンドの声援に応える松本怜
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 「ヴィーナスシリーズ第18戦・クラリスカップ」(16日、児島)

 連日1Rで好配当が飛び出した児島ヴィーナスシリーズは、最終日も3連単は2万6670円。消防士からボートレーサーに転身した松本怜(27)=福岡・127期・B2=が、4コースカドからまくり差しを決め、待望の初勝利を飾った。2020年11月14日、若松でのデビューから1年2カ月。166走目での初勝利に「途中で追い上げられて、やめて~、やめて~と心で叫んでました。3周2Mでやっとうれしい気持ちになった」と最後まで薮内瑞希の猛追に気の抜けない白星となった。

 児島は初出場の上、新エンジンで新プロペラ。シリーズ序盤は強風で水面は荒れた。「自分なりにペラを調整したけど全然乗れなくて、若狭奈美子さんにペラを教えて下さいってお願いしました。若狭さんに感謝です」と師匠・池永太とは同期でもある若狭のアドバイスで結果を出した。

 4年間消防士として勤務し、ボートレーサーへ転身した松本は「元気だけが取りえ」と大時計前の水神祭では体全体でファンに喜びを表現。師匠・池永太と同じ児島でデビュー初勝利を飾り、消防士から勝負師への道を歩み始めた。

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