昨年の英オークス馬スノーフォールが安楽死 日本生まれのディープインパクト産駒

 21年英オークスを16馬身差で圧勝した愛国馬スノーフォール(牝4歳、A・オブライエン厩舎)の急死が、12日までにレーシングポストで報じられた。馬房内で骨盤に重傷を負い、安楽死処分が下されたという。A・オブライエン師は「彼女のためにできる限りのことをしましたが、救うことはできませんでした。競走馬だけではなく、引退後の繁殖牝馬としての観点からも大きな損失です」と悲しんだ。

 同馬はノーザンファーム(北海道安平町)生まれのディープインパクト産駒として、21年の欧州競馬を席巻。昨年の英・愛オークスとヨークシャーオークスを制し、凱旋門賞でも6着に健闘した。英チャンピオンズフィリーズ&メアS(3着)がラストランとなった。主戦のL・デットーリ騎手は「私はこれまで21頭の英国クラシックホースに騎乗してきたが、彼女より簡単に勝つ馬には乗ったことがない。私の人生において、あのようにクラシックを勝つことはもうないだろう」とコメントを寄せた。

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