【競輪】向日町F2 競泳から転身の川路遥香が初日2着「必死についていきました」

 「京山茶花賞・F2」(13日、向日町)

 初日(13日)7Rのガールズ予選1走目は、今年5月にルーキーシリーズでデビューした川路遥香(24)=埼玉・120期・L1=が2着。周回中から坂口楓華(京都)を追走。いったんは離れたものの、最終バックで追いつき、3角過ぎからまくり追い込んだ坂口に続いて2着に入った。

 レース後は「必死についていきました。動く人が多いなか、まさか2着に入れるとは…。良くて4着と思っていたので」と自身でも予想外の好走に驚きの表情。

 前場所の岐阜に続いての初日2着には「うれしいです。最近はホームバンクの大宮が改修で使えなくて、練習は街道中心。それがいいのかもしれませんね。今回も決勝に進出したいです」と遥香スマイルを披露した。

 競泳から転身した川路。「種目は50メートル自由形でした。何も考えずに泳げますから」と笑顔で明かす。ガールズケイリン後は位置取り、仕掛けどころに頭を使うことがあるが「初日は考えずに必死についていったので」と競泳時代を思い出すかのような走りで、車券に貢献できたようだ。

 10月27日に自身のツイッターで「先月、青山学院大学を卒業しました」と投稿した川路。「日本競輪選手養成所に入ったのと合わせて1年半も留年しました。経済学が苦手だったので、養成所時代はそれを忘れられて良かったですが、その後はガールズケイリンと勉強の両立。勉強が何よりもつらかったので、卒業できて良かったです」と安どの表情を浮かべながら、近い過去を振り返った。

 2日目(14日)5Rは決勝進出&デビュー初1着を狙って臨む。「臨機応変に頑張ります」と展開に応じた走りを見せそうだ。

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