「ＢＢＣトーナメント・プレミアムＧ１」（６日、鳴門）

　準決勝戦２レースが行われ、決勝戦進出の６選手が決定。全レース終了後に行われた、「あみだくじマシーン」による抽選の結果、瓜生正義（４５）＝福岡・７６期・Ａ１＝が１号艇をゲットした。

　あみだくじで決勝戦の枠が決まるという、特別なレースだが、まずは瓜生がその「運」を味方にして、第３代王者に大きく前進した。

　２号艇で出走した準決勝戦１２Ｒでは、１号艇・峰竜太をぴったりマークして１Ｍを回ると、２Ｍは「ハレーションで何も見えず、ターンを見誤った」といいながらも４号艇・平本真之をさばいて、危なげなく２着を確保した。

　決勝戦の１号艇に加え、「伸びも出足も、全部がいい部類だと思う」と、エンジンの仕上がりには自信を見せる。昨年、鳴門で行われたＳＧ・オーシャンカップでは、１号艇で優出しながら３着に敗れた。「枠に恵まれたので生かせる結果になれば。負けているイメージがあるので、払しょくしたい」と、気合を入れた。