【ボート】129期チャンプは国立大在学中のインテリ 西岡顕心が香川支部初のV

 養成所チャンプとなりガッツポーズをする西岡顕心
 養成所チャンプ旗を手にする西岡顕心(中央)左は2着の藤原碧生、右は3着の藤田俊祐
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 「ボートレース129期養成所チャンプ決定戦」(22日、ボートレーサー養成所)

 香川支部初の養成所チャンプが誕生した。リーグ第8戦の逆転で勝率1位を獲得した西岡顕心(20)=香川=がインからコンマ05のトップタイのスタート(S)から逃げ切り快勝。129期ナンバー1の称号を手に入れた。卒業レースを終えた男子20人、女子8人は11月から全国各地でデビューする。

 国立の香川大に在学しているインテリレーサーが的確ターンを繰り出して生涯一度の大一番を制した。進入は132・456と枠なりにならず「正直焦りました」と言う西岡だが、インからコンマ05の快Sを発動。最高のターンまではできなかったが、「80点」と振り返る華麗な旋回で一気に突き放して圧勝した。「Sは狙い通り行けました。一年間、取り組んできたことが結果で報われて良かったです。最高にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 香川支部初のチャンプとなり、129期を“統一”した男の目標は大きい。「もちろんSGレーサーになることが一番ですが、西岡が走っていることでお客さんが集まるレーサーになりたい」と力強く宣言した。

 デビューは地元まるがめ(11月5~9日)。同支部の大先輩で指導を行った山崎昭生教官が「性格が良くてボートばか。デビューしてからも大丈夫」と太鼓判を押す好青年が、ファンを沸かせるような走りで先輩に真っ向勝負を挑む。

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