凱旋門賞前哨戦 フォワ賞でディープボンド“力試し”

 「魁!海外馬券塾」(25日)

 凱旋門賞・G1(10月3日・仏パリロンシャン)に出走する多くの有力馬は、9月中にもう1走してから本番に向かう。各馬のローテーションが徐々に明らかになってきた。

 ニエル賞・G2(9月12日・仏パリロンシャン)には、英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSとG1を連勝したアダイヤーが出走予定。3歳牡馬では抜けた実績馬だけに、楽にここをクリアして本番へ向かえそうだ。同馬主で愛ダービー、パリ大賞を制したハリケーンレーンは英セントレジャー・G1(9月11日・英ドンカスター)に挑む。

 ニエル賞と同日、同競馬場で行われるフォワ賞・G2にはワンダフルトゥナイトが参戦する可能性がある。先週のヨークシャーオークスではスノーフォールに離された4着だったが、昨秋にはG1を連勝している実力馬。同レースに出走するディープボンドにとって力試しの相手としては申し分ない。

 20年のブリーダーズCターフなどG1・3勝のタルナワは、愛チャンピオンS・G1(9月11日・愛レパーズタウン)で仏ダービーなどG1・4連勝中のセントマークスバシリカと対戦。恐らく前哨戦の中で最もレベルが高いのがこのレースと言える。

 英、愛、ヨークシャーとオークスを3連勝したスノーフォールは、直行するか1戦挟むかは未定だが、出走するならヴェルメイユ賞・G1(9月12日・仏パリロンシャン)になる見込みだ。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス