【オート】篠原睦がオートレースグランプリ優勝 デビューから22年でSG初制覇

 「オートレースグランプリ・SG」(15日、伊勢崎)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、篠原睦(44)=飯塚・26期=が2枠から好ダッシュで逃げ切り、デビューから22年4カ月で悲願のSG初制覇を飾った。最年少グランドスラム(全冠制覇)を目指した鈴木圭一郎は2着に惜敗。3着には重富大輔が入った。

 篠原が13回目のSG優出で、ついに頂点に立ち、名脇役のレッテルを剝がした。昨年7月18日の飯塚以来、1年1カ月ぶりの優勝が、悲願のSG初制覇となった。

 試走タイムが7番目の81と遅く、人気を下げた篠原だが、2枠から1角を先取りし、重富、鈴木が2、3番手。鈴木が1周3角で重富を差して次位に浮上し、篠原を猛追したが、ゴールまで1~3番手は変わらなかった。

 「やった~。夢やないか?もう夢みたい。自分好みの走路になってくれました。10周はしんどかったけど、楽しかった」

 誰もが認める技量の持ち主だが、これまでSGはおろか、G1の優勝にも縁がなかった。SG覇者の仲間入りを果たした今後は、グレードアップした篠原が見られそうだ。

 惜しくも2着に敗れた鈴木は「この走路で仕掛けられなかった。振っても飛んでしまうし、(篠原選手の)ミス待ちでしたが、最後まで隙がなかった」と相手をたたえた。

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