【札幌記念】ソダシ悠々先着 ライバル&僚馬蹴散らした 吉田隼「さすがです」
「札幌記念・G2」(22日、札幌)
実戦さながらの光景が広がった。ソダシの1週前追い切りは11日、函館芝コースでユーキャンスマイル(6歳オープン)を2馬身追走。滑らかに加速し、直線入り口で早々にライバルをとらえると、返す刀で前方を走る僚馬2頭をも飲み込んだ。
4頭が並んだゴール前で最先着を果たし、5F65秒0-36秒5-11秒4を計時。ユーキャンスマイルには1馬身先着を果たした。騎乗した吉田隼は「切れる感じではないけど、普通にスーッと抜けていく。さすがですね。スピード感と言うよりはダイナミックな感じ」と能力を再確認。須貝師も「最後はしっかりやっておきたかった。言うことない動きだったね。きょうの感じなら、レースを思い出してくれただろう」と内容に満足げだった。注目の復帰戦へ向け、準備は着々と進んでいる。