【宝塚記念】展開から浮上するのはこの馬だ
「宝塚記念・G1」(27日、阪神)
不安定な空模様で、レース直前まで馬場の心配は尽きないが、もともとがタフな舞台設定。今年も馬場適性と道中の位置取りが明暗を分けそうだ。
無傷の6連勝で大阪杯を制覇。これまで以上にマークが厳しくなるレイパパレだが、決してハナにこだわるタイプではなく、離れた2番手でリズム重視の競馬を選択。自ら前をつかまえに行って早めにセーフティーリードを築けば、ついてこられるのは実力上位のクロノジェネシスくらい。直線は牝馬2頭の激しいデッドヒートが繰り広げられる。
2頭が後続をぶっちぎる形になれば後方待機勢にチャンス到来。福永騎乗で差しに構えるキセキ、無欲の追い込みにかけるミスマンマミーアを警戒。