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【ボート】ミスター児島・平尾崇典が3年1カ月ぶり地元V 当地グラチャン控える金子龍介は2着

 「グラチャン開催直前」(6日、児島)

 月末にSG・第31回グランドチャンピオン(6月22~27日)を控える児島ボートで6日に優勝戦が行われた。児島生まれ児島育ち、自他共に認めるミスター児島・平尾崇典(48)=岡山・A1・78期=がイン逃げでV。昨年12月からつ以来で今年初、地元児島では18年5月以来、3年1カ月ぶりの優勝を勝ち取った。2節後に初出場のグランドチャンピオンを控えた金子龍介(兵庫)が2着、秦英悟(大阪)が3着に続き、3連単は3番人気の850円と人気サイドで決着した。

 児島で23回目のVを手にした平尾は「3年ぶりくらいでしょ。もう児島で優勝できないと思っていた」と地元ファンの期待に応えて穏やかな笑顔。SG出場組2人を2、3番手に引き連れ、堂々のVゴールを駆け抜けた。

 児島で絶対的な強さを誇った平尾だが、今年は地元4回目の出場にして初優出。「1月の3Daysから、ずっと児島でエンジンを出せなかった。引いたエンジンも悪いが、自分の調整にも自信がなくなった」とGWのオール岡山ではまさかの予選落ち。「自分に腹が立つ」と言葉を振り絞るのが精いっぱいだった。

 1カ月後の今大会はオール3連対でV。「前回者(馬野耀)を信じて4日間ペラは叩かなかった。ペラを叩いたのはチルトを跳ねて伸び型にしてくる選手がいた準優日だけ。優勝戦は正統派ぞろい。金子さんがいい足に調整していたが、逃げられて良かった」とゼロ台Sの3選手を相手にコンマ14のスタート(S)で押し切った。

 2年前、地元開催のSG・ダービーを前にF2となりB2陥落の屈辱も味わった平尾だが、すぐさまA1に復帰。新勝率は岡山1位の7・46も残した。「どのコースからでも勝ちパターンを持つ選手は、年を取っても強い。師匠の黒明良光さん(現デイリースポーツ評論家)の言葉が励み。1期先輩の金子さんはすごい。今節の走りを見てそう感じた」と進化し続ける同世代をリスペクト。金子も40歳代半ばでF3となりB2落ちしたが、すぐにA1へ復帰。SG戦線に舞い戻り、昨年のダービーでは25年目のSG初優出。今年の児島グラチャン出場権を勝ち取った。グラチャン開催直前の一般戦は平尾、金子の48歳コンビのワンツー決着。逆境を乗り越えたアラフィフ世代の強さが際立つラストシーンだった。

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