【中山牝馬S】ランブリングアレー極悪馬場なんの!重賞初V 武豊2週連続重賞制覇

 接戦を制したランブリングアレー(中央)
 泥だらけで引き揚げてきた武豊=撮影・園田高夫
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 「中山牝馬S・G3」(13日、中山)

 雨が降り続き、水しぶきが舞う特殊な馬場をものともせず、7番人気のランブリングアレーが大外一気に伸びて重賞初制覇。道中は9番手を追走し、3角手前から馬群の外を回って追い上げると、ゴール前での接戦を鼻差で制した。武豊は「水を含んでペースがつかみづらく、どの馬もきつかったと思うけど、最後はよく頑張ってくれた」と振り返り、パートナーをたたえた。

 鞍上は先週のチューリップ賞をメイケイエールで同着V。35年連続JRA重賞制覇を果たし、自身が持つ歴代最長記録を更新したばかり。2週連続での重賞制覇に、「きょうは同着ではないですよ」と笑顔で周囲の笑いを誘っていた。間もなく52歳を迎えるベテランだが、その鮮やかな手腕は健在だ。

 「こういう馬場も克服してくれたし、さらに大きいレースで頑張ってくれたと思います」と、名手は今後の活躍に期待を寄せる。次走は未定だが、タイトルホルダーとなった5歳牝馬が、さらなる高みに向かって突き進む。

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