【オート】71歳353日の篠崎がG2最年長勝利記録を更新 ワンツーで145歳の珍記録
「レジェンドカップ・G2」(12日、伊勢崎)
71歳353日のレジェンド・篠崎実=川口・9期=が、開催3日目の3Rを快勝し、G2最年長勝利記録を塗り替えた。従来の記録は鈴木章夫(浜松)が2018年6月16日に浜松のウィナーズカップ4日目5Rで達成した71歳298日で55日更新した。
レースはトップスタートを切った鈴木章夫が逃げたが、3番手の篠崎が1周3角で浅野幸三(川口)をまくり、2周1角で鈴木を差して抜け出した。現役最年長で74歳の鈴木が2着に残り、ワンツーで145歳という珍記録になった。ちなみに3着の岩佐常義(川口)は68歳で、1~3着の合計はなんと213歳。
「いや~、うれしいよ。今回、一つは勝ちたかったから。スタートして3番手で駄目かと思ったけど、抜いていけたよ。エンジンはフロント(前輪)が弾んじゃう以外はいい。これで気分良く帰れるよ」とミッキー(篠崎の愛称)スマイル。
次の目標はボートレースの加藤峻二(埼玉)が持つ公営競技最年長優勝記録(71歳73日)の更新だ。
2着に敗れた鈴木は公営競技最年長勝利記録(74歳135日)とG1最年長勝利記録(73歳118日)の保持者。G2の記録を抜かれたことに「どんどん抜いてほしい。自分は目立ちたくないから」と笑って答えた。