【マイルCS】グランアレグリア順調 同一年の春秋マイルGI連覇へ藤沢和師も自信

 「マイルCS・G1」(22日、阪神)

 グランアレグリアが同一年の春秋マイルG1連覇を狙う。これまで昨年のインディチャンプなど7頭が達成しているが、牝馬は94年のノースフライトのみ。さらに牝馬によるマイルCS制覇は、08年ブルーメンブラットを最後に出ていない。充実一途の4歳秋に、快速女王がG1・3連勝を目指して西へ向かう。

 強烈な末脚を繰り出してスプリンターズSを快勝。レース後はノーザンファーム天栄に放牧に出され、10月末に美浦トレセンに帰厩した。入念に乗り込まれており、仕上がりは順調に進んでいる。藤沢和師は「一度使っている分、調整は楽だね。一生懸命走る馬だから単走ばかりで調整しているけど、併せ馬もできるようになった。落ち着きぶりは見ての通りだよ」と状態面に自信をのぞかせる。

 前走時の馬体重は504キロ。昨年12月の阪神Cが474キロだったので、何と30キロの馬体増だ。指揮官も「太いと言われたが、まあ確かに体は立派だったかな」と苦笑い。とはいえ、数字が増えただけではなく、走りも着実にパワーアップ。アーモンドアイに2馬身半差をつけた安田記念、そして前走の圧巻のパフォーマンスが進化ぶりを証明している。ルメールとの最強コンビで、現役最強マイラーの座を揺るぎないものにする。

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