【2歳馬格付けチェック】ダノンザキッドは将来性抜群!ソダシ白毛馬初G1獲りあるぞ

 持ったままで新馬戦を圧勝したダノンザキッド
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 大好評企画が帰ってきた!!「Road to Classic」をコンセプトに、来春のダービーまで現2歳世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。初回の牡馬トップには“スケール感”を重視してダノンザキッドを指名。一方、牝馬は白毛馬初の芝重賞制覇で話題を集めたソダシがNo.1評価となった。

 まずは牡馬から。将来性を重視して、17年ダノンプレミアムから3年連続で重賞馬を輩出している、3回阪神最終週の芝1800メートル戦組を上位にプッシュする。

 堂々の1位は、勝ち馬ダノンザキッド。発馬、道中とセンスの良さを存分に発揮。直線ではノーステッキで後続を一気に突き放し、ラストは流す余裕を見せて3馬身差の圧勝劇。スケールの大きさはかなりのものだ。

 そして、2着のワンダフルタウンが2位にランクイン。2戦目の新潟未勝利戦(芝1800メートル)で1分46秒5のレコードをたたき出し、8馬身差のV。初戦は出遅れが響いたが、勝ち馬と同じ最速上がりをマーク。脚力は確かなものがある。

 一方、牝馬は実績馬が上位を占めた。1位は札幌2歳Sで白毛馬初の芝重賞制覇を飾ったソダシ。洋芝での2連勝とあって、瞬発力勝負に課題を残すが、型にはまった時の強さは本物だ。白毛初のG1制覇も夢ではない。

 2位には無傷3連勝に敬意を表してヨカヨカを指名。距離の壁はあるかもしれないが、57キロを背負って勝ったひまわり賞の内容は評価できる。3位は札幌2歳S2着のユーバーレーベン。ハイペースの流れを強引にまくって追い上げたが、直線で見せた二枚腰はなかなかのものだった。

 現状はランク外だが、気になっているのが札幌の新馬戦を勝った2頭。まずは名門・藤沢和厩舎のドゥラメンテ産駒キングストンボーイだ。18年皐月賞馬エポカドーロの半弟。新馬戦は辛勝だったが、手綱を取ったルメールが素質を高く評価していたのは見逃せない。また、オーソクレースは母がG1・2勝馬マリアライトという良血。もともとクズの出ない血筋で、勝ちっぷりからも将来が楽しみ。

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