【ボート】山田哲也が児島で優勝 最年少での全24場制覇へ王手

 「第36回日本モーターボート選手会会長杯」(31日、児島)

 8月最後の児島ボートは3号艇の山田哲也(37)=東京・95期・A1=が3コースのカドからコンマ06の快ショット。鋭いまくり差しで突き抜けて、通算39回目の優勝を飾った。

 今年14回目の優出で4月江戸川、7月びわこに続くV3を決めた山田は「3号艇になったときからカドと決めていた。自分にはそれしか取りえがないから」と最大の武器であるダッシュ戦を選択し、持ち前のS力を発揮し児島初Vを勝ち取った。

 「児島で23場目。最年少記録が懸かっているらしいので優勝できて良かった。残りは若松」と、全24場制覇へ王手となった。重野哲之(41)=静岡・83期・A1=が、39歳で達成した記録を打ち破るべく一歩前進した。ボートレース界のさまざまな記録を塗り替えていく同期の峰竜太(35)=佐賀・95期・A1=に負けじと山田も記録更新に燃えていた。

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