【レパードS展望】実績最上位デュードヴァンが重賞初制覇へ
「レパードS・G3」(9日、新潟)
デビュー以来、ダートでは4戦3勝、2着1回と底を見せていないデュードヴァン。ユニコーンSでは、後方から力強く伸びて2着としたが、自在性に富んだ脚質で流れ次第では先行することも十分に可能。折り合い面に心配のないタイプだけに距離延長も不問。重賞初制覇へ向け、中心の座は揺るがない。
クラシック戦線を歩んできたラインベックが、ダートに矛先を向けた前走の西脇特別で完勝劇を披露。スローのマイペースだったとはいえ、直線で後続を突き放した内容は、ダート適性の高さを示すものだった。栗東CWでの1週前追いは6F81秒9-12秒4と軽快なフットワーク。好調を堅持している。
中距離ダートで6戦3勝の実績を誇るミヤジコクオウ。前走のジャパンダートダービーは2番人気で5着に敗れたが、2走前の鳳雛Sでは3馬身差の完勝で1番人気に応えた。実力は確かなだけに、巻き返しは十分ある。
レースを使うごとに進境が見られるメイショウカズサも連勝の勢いがあるだけに侮れない存在。古馬を相手に2勝クラスを快勝したライトウォーリアもVの資格は十分だ。