【ボート】戸田で智也の娘・山崎小葉音が181走目で初勝利 恵まれでも1等は1等
「アサヒスーパードライカップ」(24日、戸田)
山崎小葉音(19)=群馬・123期・B1=がボートレース戸田の2日目7Rで1着。デビュー初勝利を挙げた。2018年11月12日に桐生で初出走、181走目で達成した。父は山崎智也、母は奏恵さん(引退)。
昨年6月の平和島で試運転中に右の薬指じん帯を切断する大けがに見舞われ、5カ月間の欠場を余儀なくされた。負傷を乗り越えて、デビューから1年8カ月でようやく初勝利を手にした。
レースは4号艇で出走したが、内3人の飯島昌弘、鈴木秀茉、宇野博之がF。“恵まれ”での1着となった。
「複雑ですが、先輩からは“1等は1等だよ”と言ってくれました」と選手仲間から水神祭の祝福を受けた山崎は正直な胸の内を明かした。仕上がり自体は良好で「普通よりはいいと思う」と語る。
25日の結果次第では予選を突破できる可能性がある。「頑張ります」と新たな目標へ向けて、気合を入れ直していた。