【皐月賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「皐月賞・G1」(19日、中山)

 皐月賞が行われる18日、中山競馬場のある千葉県船橋市の天気予報は晴れのち曇り。ただ前日の降雨で不良まで悪化しているだけに、さすがに良馬場までの回復は望み薄だろう。稍重~重での決戦を想定したい。土曜に2鞍あった中山芝2000メートル戦は、4R(3歳未勝利)が2分9秒5、9R(3歳1勝クラス)が2分8秒6で決着。近年で最も時計を要しており、タフな消耗戦は避けられそうもない。Vタイムは2分超えが確実だ。

 前日に田んぼのような馬場で競馬が行われた影響で、ただでさえ荒れていたインコースは壊滅状態に。ゴールドシップが勝った12年のような、馬群が大外にばらける展開をイメージしたい。

 メンバー唯一のゴールドシップ産駒ブラックホールに激走の予感。馬格はなくとも、父からたぐいまれなスタミナと勝負根性を受け継いだ。他馬が4角で大外を回る中で、一頭だけ内々を押し上げる、父の再現Vを実現できるだけのシチュエーションが整った。

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