【弥生賞】ディープ産駒のサトノフラッグがV 武豊は34年連続重賞制覇

 「弥生賞・G2」(8日、中山)

 3着までに皐月賞優先出走権が与えられるトライアル。2番人気のサトノフラッグ(牡3歳、美浦・国枝)が3連勝で重賞初制覇。新たに父の名を冠した一戦で、クラシックへ名乗りを上げた。

 道中は縦長の展開の中、中団グループを追走。勝負どころからポジションを上げ、直線に入ると、一気に抜け出した。父ディープインパクトで05年に制している武豊は、34年連続となる重賞制覇。「初めてまたがったけど、馬上からながめる感じはディープに似ているし、走る馬だなと思いました」とイメージを重ね、「いいレースができた。3コーナーで自分から上がろうとしたし、お父さんが中山を走った時と同じようで思い出した」と振り返っていた。

 2着には1番人気のワーケア、3着には3番人気のオーソリティが入った。

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