【東海S】エアアルマス 巻き返しへ直線ビシッ 松山3週連続騎乗し手応え
「東海S・G2」(26日、京都)
エアアルマスは22日、栗東坂路で意欲的な追い切り。武蔵野S11着からの巻き返しへ、態勢は整った。
巻き返しへ意欲的に追われた。エアアルマスは栗東坂路で単走。しまいまでしっかりとした脚色で、ラストも鋭く伸びてフィニッシュした。4F52秒1-37秒8-12秒0に、3週連続で騎乗した松山は「ラスト1Fを気を抜かせないように追いました。レースで難しい面を見せたり、走るのをやめたりする馬。だからプレッシャーを与えておきましたが、集中して走っていました」と満足げにうなずいた。
1番人気に支持された前走の武蔵野Sは、砂をかぶって戦意をなくし11着と惨敗。ダート転向4戦目にして初黒星を喫したが、見限るのは早計だ。池添学師は「外めの枠の方が競馬はしやすいですね。このクラスだと(欠点を見せれば)リカバリーが難しくなる。そのあたりはジョッキーもうまく乗ってくれると思う」と分析する。
「力さえ出し切れば通用するメンバー」と指揮官は期待十分。大きな目標へ向かうためにも、仕切り直しの一戦で結果を残すしかない。