リスグラシューのんびり休息 有馬記念有終V一夜明け

 ラストランとなった有馬記念で有終Vを飾ったリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作)が、一夜明けた23日、放牧先のノーザンファーム天栄(福島県)で元気な姿を見せた。

 同牧場の上野崇調教主任は「天栄にはオーストラリア遠征前に在厩していたこともあるので、落ち着いています。(到着後は)それほど疲れた様子もなく、本日は軽くウォーキングマシンで運動しています」と女王の様子を伝える。レースはアーモンドアイを筆頭に、G1馬11頭がそろった豪華メンバーながら、後続に5馬身という決定的な差をつけた。「ジョッキーの騎乗も完璧でしたが、馬の方もこれで引退なのが残念なほど強い競馬だったと思います」と衝撃的なパフォーマンスに驚嘆していた。なお、引退式は1月19日の京都で行われる予定。

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