【ジャパンC】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「ジャパンC・G1」(24日、東京)

 ジャパンCが行われる24日、東京競馬場のある府中市の天気予報は雨のち曇り。金曜から降り続く雨は当日昼前に上がる見込みだが、タップダンスシチーが逃げ切った03年以来の道悪決戦はほぼ確実だ。土曜の芝戦は終日、不良のコンディションで行われ、本番と同舞台の7R(3歳以上1勝クラス)は2分31秒5で決着。ここまで時計がかかるような状況では、道悪の巧拙が如実に表れる。Vタイムは2分30秒弱となりそうだ。

 ディープインパクト産駒だが、ジナンボーは重馬場も苦にせず走れるタイプ。2走前のジューンSは不良馬場のなか、スイスイと逃げ切ってみせた。3歳時まであった掛かり癖の矯正にも成功し、自在なレース運びが可能に。本格化の気配が漂う今なら、前めのポジション確保から金星奪取も夢ではない。

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