【ジャパンC】カレンブーケドールとコンビの津村 外国人騎手に負けぬ騎乗を

 デビュー16年目でのビッグタイトル獲得に向けて、気合は十分過ぎるほど入っている。3歳の紅一点・カレンブーケドールで、自身31度目のG1騎乗となる津村明秀騎手(33)=美浦・フリーは「これだけ外国人騎手が来ているなかで、継続して乗せてもらっている。その期待に応えたい」と言い切った。

 20日の最終追いにもまたがり、美浦Wの3頭併せで5F65秒2-37秒9-12秒5。プロディガルサン(6歳オープン)と併入し、アルミレーナ(5歳2勝クラス)には1馬身先着。「いい動き。使った疲れもなく、予想以上に(調子が)グンと上がっています。終始、楽でした」と、秋華賞2着からの状態アップを強調した。

 昨年の僚馬アーモンドアイに続く、3歳牝馬Vへ。「牝馬は1頭だけ。馬自身が不安にならないよう、ボクがうまくリードしてあげたい」と力を込める。パートナーとはオークス、秋華賞でともに2着。「人馬ともに、初めてのG1を獲りたいと思っているので、応援よろしくお願いします」。歴戦の古馬撃破で、念願の金メダルを奪取する。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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