【オート】川口優勝戦で双子対決が実現 兄弟げんか未経験の中山透、光が初対戦

 「トミーズカップ」(27日、川口)

 オートレース史上、1組しかいない双子レーサーの中山透(30)=川口・31期、中山光(30)=川口・32期=が、開催2日目の準決勝をそろって突破。兄の透が11R、弟の光は12Rを快勝し、優勝戦での双子対決が実現する。

 親子や兄弟の肉親対決は、企画レース以外では、最終日にしか組めないことになっている。中山兄弟の対決は、2016年8月22日の川口オート最終日10Rで組まれていた。しかし、当日は台風で中止になり、今回が初対決になる。

 3回目の優勝を目指す透が「キャブを扱って良くなった」と言えば、2回目の優勝を狙う光は「トオルと走るのは楽しみ」と笑顔。兄弟げんかは子供のころから一度もしたことがないという。

 28日の最終日12Rで実現するオート界初の双子対決に注目したい。

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