【高松宮記念】森田師「フジが一番好調」3頭出しで念願の初G1奪取だ!
「高松宮記念・G1」(24日、中京)
森田直行調教師(57)=栗東=は春の短距離王決定戦に3頭を送り出す。「うれしいこと。このレースを目標にしてきたからね」と21日、笑顔で話した。
ダイメイフジとダイメイプリンセスは20日に栗東坂路で併せ馬を敢行。「フジが先着したように、現在はこの馬が一番調子が良さそう。前走(オーシャンS3着)のような競馬ができれば面白いよ。プリンセスも減っていた馬体は戻っているのは好材料」と手応えをつかんでいる。
もう1頭のラブカンプーは昨秋のスプリンターズSで、11番人気の低評価に反発するかのように2着と大健闘。復帰後の今年2戦はシルクロードS18着、オーシャンS16着とさっぱりだが「最後にやめてしまっているが、今回から着用するブリンカー効果に期待したい」と巻き返しを狙っている。
昨年は高橋忠師がファインニードルでJRA・G1初制覇を飾った。今年は開業6年目の森田師が、スプリント路線で実績を出してきた3本の矢で、厩舎初のビッグタイトルを狙う。