【すみれS】アドマイヤジャスタ圧巻走だ 春の大舞台へ勢い加速
「すみれS」(24日、阪神)
厩舎ゆかりの良血馬が存在感を示す。アドマイヤジャスタは同じ須貝厩舎で13年天皇賞・秋、14年ドバイターフ、安田記念と国内外のG1・3勝を挙げたジャスタウェイを父に持つ。前走のホープフルSでは勝ち馬のサートゥルナーリアの決め手に屈したが、器用な立ち回りを見せて2着に好走。クラシックへ、道が開けた。
19日朝は栗東坂路を4F62秒9-15秒0で軽快に駆け上がり、体調を整えた。「叩き台なので、目いっぱいではないですが、仕上がっています」と倉ヶ崎厩務員は手応えをつかむ。「好位で競馬ができて扱いやすい馬。距離(延長)は問題なく、相手なりに走れる。勝つべくして勝ってくれれば」と期待に胸を膨らませていた。
半兄は14年の豪G1・コーフィールドCを勝ったアドマイヤラクティで、16年の当歳セレクトセールでは1億4000万円(税抜き)と高い評価を受けていた。圧巻の走りを見せて、春の大舞台へ大きく弾みをつける。