【ボート】松本晶恵がクイーンズクライマックス2回目の優勝 俳優の原田龍二が祝福

クイーンズクライマックスを制した松本晶恵(左)を祝福した原田龍二=ボートレース平和島(撮影・中田匡峻)
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 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(31日、平和島)

 12Rでクイーンズクライマックス優勝戦が行われ、1号艇で断然人気を集めた松本晶恵(31)=群馬・98期・A1=がイン速攻で1着。同タイトルは2016年(平和島)に続いて2回目の優勝を飾り、トークショーで来場していた俳優の原田龍二(48)に表彰式で祝福された。2、3着には遠藤エミ(滋賀)、山川美由紀(香川)が入った。また、11Rで行われたG3・クイーンズクライマックスシリーズ戦は塩崎桐加(26)=三重・105期・B1=が4コースカドからまくって優勝した。

 平和島で行われるクイーンズクライマックスは松本晶恵のためにあるのだろう。平成最後の大一番で、選考順11位からの優勝を飾り、史上初めて2回目のティアラ戴冠の快挙を成し遂げた。

 レースは枠なり3対3の進入。3コースの遠藤が外から襲いかかるが、松本はインからうまく先マイ。バックで伸びて遠藤を振り切った。「エンジンパワーで、何とかこらえられました」と笑顔で激戦を振り返った。

 2018年はSG2冠の毒島誠、9月ヤングダービーを制した関浩哉と、群馬勢が大活躍。最後は松本が締めくくった。この優勝でSG・クラシック(2019年3月16~21日・戸田)出場権もゲット。「またSGに行けると思うとうれしい。一つ一つのレースのクオリティーをしっかり高めていきたい」。女王としての風格も漂いつつある松本。まだ獲得していないレディースチャンピオンの制覇を目指して、2019年も女王の道を突き進む。

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