【地方競馬】キタサンミカヅキがアフター5スター賞連覇 観戦した北島三郎オーナーも感激
「アフター5スター賞・S3」(29日、大井)
開催3日目の11Rで行われ、1番人気のキタサンミカヅキが直線抜け出して圧勝。このレース連覇で重賞4勝目を飾った。3馬身差の2着に2番人気のアピアが粘り、さらに2馬身差で5番人気のキャンドルグラスが3着に食い込んだ。
なお、優勝馬には「第29回テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3」(9月24日、浦和)と「第52回東京盃・Jpn2」(10月10日、大井)の優先出走権が与えられた。
59キロの斤量も何のその。前年の勝ち馬で1番人気に推されたキタサンミカヅキが、北島三郎オーナーがスタンドから見守る中で末脚一閃(いっせん)。連覇を成し遂げた。
管理する佐藤賢師は「しまいは切れる馬。勝ててホッとしています」と快走劇を演じた愛馬をねぎらった。
道中は中団をスムーズに追走し、4コーナーで前団を射程圏に入れる。直線に入ると、森泰斗のアクションに応えて豪快に突き抜けた。
「先行馬が残りやすい馬場だったので、前と離され過ぎないように。考えていた通りの展開。しっかり脚を使ってくれました。抜け出してからもフワフワ余裕がある感じ」と鞍上はパートナーをたたえた。
今後は東京盃からJBCスプリント・Jpn1(11月4日、JRA京都)に向かう予定。「これからも一生懸命、仕上げていきたい」と指揮官は力を込めた。