【キーンランドC展望】実績上位レッツゴードンキ 追うルメール・ムーン&モレイラ・ナック
「キーンランドC・G3」(26日・札幌)
15年桜花賞馬レッツゴードンキが、昨年の京都牝馬S以来のVを狙う。今春の高松宮記念ではスプリントG1で3度目の2着と存在感を示した。このレースは4歳時に3着の実績がある。寺田助手は「距離短縮はプラスです」と舞台を歓迎する。
短距離路線で素質が開花したのがムーンクエイク。前走の京王杯SCを1分19秒5のレコードタイムでV。初めての1400メートル戦で輝きを放った。藤沢和師は「行きたがるところのある馬だし、この距離はいい」と初の6F戦にも魅力を感じている。
堅実タイプのナックビーナスも侮れない。重賞Vこそないが、今年の高松宮記念では3着に奮闘。昨年のこのレースでも3着に好走しており、モレイラとのコンビで躍進を狙う。
3歳馬ダノンスマッシュは6F戦で一変。前走は準オープンとはいえ、後続に1馬身半差をつける完勝劇だった。その他、福島のバーデンバーデンCを勝ったタマモブリリアン、札幌のUHB賞を制したクリーンファンキー、函館スプリントS2着のヒルノデイバロー、初の6F戦でVを狙うキャンベルジュニアに注目だ。