土曜中京の危険な人気馬
【中京10R・エルプシャフト】母は95年の阪神3歳牝馬S(現在の阪神JF)でG1を勝ったビワハイジ。異父姉にG1・6勝馬ブエナビスタがいる良血馬だ。降級後すぐに500万下を勝ったが、クラスが上がってからは5、4、3着。最後はジリジリとしか脚を使えないように、甘さが残る。昨年3月の中京V時は外へ逃げながらのもので、左回りも合うと思えない。血統ほど期待できない“人気先行型”だ。
【中京11R・アードラー】降級戦の前走が3着。前が止まらない流れの中、いい脚で追い上げたように、上位の力を示したと言える。ただ、ここも前が止まらない中京ダート。未勝利戦Vを当地で挙げているが、5馬身差の圧勝と力が違っただけ。その後は500万下で11着、1000万下で5着と、コース相性がいいとは言えない。