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【マーメイドS】伏兵アンドリエッテがV 牧田師万感…亡き恩師にささげる供養星

 内から鮮やかに抜け出すアンドリエッテ(左)
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 「マーメイドS・G3」(10日、阪神)

 混戦ムードを断ち切ったのは、10番人気の伏兵アンドリエッテ。デビューから28戦、ようやく重賞のタイトルへたどり着いた。

 道中は中団のインでじっくりと構える。そして迎えた最後の直線。馬群の狭い間を割ると、グイッと脚を伸ばして先頭へ。追いすがるワンブレスアウェイを首差抑えて、歓喜のゴールを駆け抜けた。

 「内にこだわって距離を稼ごうと思った。一瞬の脚がすごく速かったし、チャンスを生かせて良かった」と国分恭。自身にとっては10年府中牝馬Sをテイエムオーロラで制して以来、実に7年8カ月ぶりの美酒。「ふわふわしています。まだ、全然実感が湧かない」と頬を緩ませた。

 管理する牧田師にとっても、この1勝は特別な勝利だった。今月5日、ジョッキー時代の師匠である中村好夫元調教師が、88歳で生涯を終えた。「勝たないといけない」。決意を持って臨んだ一戦で供養のVを決めた。

 「師匠が後押ししてくれたのかなぁ。ゴール前は力が入りましたし、声も出ました。イチかバチかの作戦。この馬の切れ味を生かすことができました」と、恩師にささげる重賞勝ちに声を弾ませた。

 今後の展望について「秋はエリザベス女王杯を目指したい」と師は力を込めた。6歳の春にして、初タイトルを手にしたディープインパクト産駒。仁川でつけた自信を胸に、さらなる高みを目指す。

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