【安田記念】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「安田記念・G1」(3日、東京)

 安田記念が行われる3日、東京競馬場のある東京都府中市の天気予報は晴れ。絶好のコンディションでのレースが期待できる。先週から芝はCコースを使用。同じ東京マイルで行われた土曜12R(3歳上500万下)は1分33秒0、芝2000メートルで行われた10R稲村ヶ崎特別(3歳上1000万下)で1分57秒9の好時計がマークされたように、相変わらず高速決着が続いている。V時計は1分31秒台突入が濃厚。ペース次第では、1分31秒3のレコード更新の可能性もある。

 高速馬場なら、東京マイルの持ち時計トップを保持するレッドファルクスを無視するわけにはいかない。昨年の安田記念(3着)は、直線追いだしを待たされる場面がありながらラストで猛追。16-17年スプリンターズSを連覇したスピードが生きる舞台であり、まだ時計を詰める余地もありそうな内容だった。

 前走の高松宮記念は展開不向きで8着。一度の敗戦で人気が急落するのは、むしろ狙い目ではないか。昨年の最優秀短距離馬が底力を示す絶好機だ。

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