【日本ダービー】ワグネリアン逆襲へ鋭く伸びた 調整に不安なし

 「日本ダービー・G1」(27日、東京)

 シャープに伸びた。皐月賞7着のワグネリアンは9日、藤岡康(レースは福永)を背に、栗東CWでルタンデュボヌール(4歳500万下)、インヴィクタ(4歳1000万下)と併せ馬。最後方から追走する形で、直線は内から鋭く伸び、6F84秒2-37秒4-11秒8で最先着。鞍上は「いい追い切りでした。しまいを伸ばして、という指示。馬場が重くてもしっかりと動けていました」と好感触だ。

 見届けた友道師も満足げにする。「時計らしい時計も出していなかったしね。走る気持ちを出させる程度。競馬に使ったあともテンションは上がらず、落ち着いているよ」と、ここまでの調整に不安はない。さらに状態を上げて大一番に臨む。

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