【競輪】G2・ウィナーズカップは武田豊樹が優勝 平原康多マークから差し切り快勝

12R決勝を制し、優勝した武田豊樹は、カップを手にガッツポーズを見せる=松山競輪場(撮影・北村雅宏)
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 「ウィナーズカップ・G2」(21日、松山)

 最終日12Rで決勝戦が行われ、武田豊樹(44)=茨城・88期・SS=が、最終ホームからまくった平原康多(埼玉)マークから差し切って1着。優勝賞金2130万円(副賞込み)を獲得した。平原が2着に粘り、打鐘から先行した原田研太朗(徳島)が3着。完全優勝を狙った三谷竜生(奈良)は原田の番手で粘って競り勝ったが、4着だった。

 レースは原田が打鐘で先行態勢に入り、三谷がインで粘って、渡部と競り合う。隊列が短くなったところを、最終ホーム8番手から平原がスパート。2角手前で原田をとらえたが、直線で武田が平原を差し切って1着でゴールした。

 ヒーローの武田は「オールスター(昨年8月の平)で落車して骨盤骨折したけど、いいときもわるいときも平原君と一緒。今回の優勝はすごくうれしい。日本選手権(5月1~6日・平塚)は出られないので、高松宮記念杯(6月14~17日・岸和田)へ向けて、しっかりと体を作っていきます」と語った。

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