【南関東競馬】リッカルドが重賞連勝 7馬身差の圧勝劇

 「フジノウェーブ記念・S3」(7日、大井)

 1番人気のリッカルドが2番手追走から直線で抜け出し、後続に7馬身差をつける圧勝。転入初戦のグランプリカップに続き重賞連勝を果たした。2着には逃げて粘った6番人気のオメガヴェンデッタ、3着には2番人気のキタサンミカヅキが入った。

 春の交流重賞戦線へ向けて、リッカルドが南関東の大将格に一躍名乗りを上げた。JRAからの転入初戦だった前走のグランプリカップで7馬身差の圧勝劇を演じたが、今回も同じ着差の勝ちっぷりを披露。重賞連勝と力の違いを見せつけた。

 独壇場だった。好スタートから手応え十分で、逃げるオメガヴェンデッタの2番手につけると、直線残り1Fで先頭へ。あとは後続を引き離すばかりだった。手綱を取った矢野貴も「想像以上。強過ぎて何とも言えない」と絶賛の言葉を探すのに戸惑うほどのインパクトだった。

 調教で騎乗している佐藤裕師も「強さは手綱から伝わってきていたけど、ここまでとは…」と改めて感心しきり。そして「南関東を盛り上げてくれる強い馬が中央から転入してきてくれたので、これからも厩舎一丸となって仕上げていきます」と決意を口にした。

 今後は今年から重賞になった「ブリリアントカップ・S3」(4月17日・大井)と、交流戦の「かしわ記念・Jpn1」(5月2日・船橋)の両にらみ。かしわ記念でJRA勢を迎え撃つ姿に期待したいところだ。

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