【阪急杯】福島師「お世話になった人のためにも」ダイアナヘイローとラスト重賞獲り

 「阪急杯・G3」(25日、阪神)

 2月いっぱいで定年を迎える福島師は、阪急杯にダイアナヘイローを送り込む。「これが最後の重賞挑戦になる。なんとかいい競馬をさせたいね」と22日、穏やかに話した。騎手から調教師に転身したのが1988年、翌89年3月に開業。先週時点での勝ち星はJRA通算360勝を数える。

 ダイアナヘイローは4歳夏の昨年6月から大ブレーク。「もともと体質が弱かったが、大事に使ってきたことが大きかった」と当時を懐かしそうに振り返る。500万特別から4連勝で8月の北九州記念での重賞初勝利を飾るまでに成長。その後2戦の成績はさえないが、トレーナーはまだ力は衰えていないと強調する。

 「(水曜の)最終追いはしまいだけサラッと流した程度だったが、とてもいい動きだった。まだまだやれるはず。開幕週の阪神の芝も合っていると思う」と状態面に太鼓判。

 囲碁、将棋に加えゴルフなど多趣味な福島師。定年後も自分らしく生きていきたいと笑顔で語る。「お世話になった多くの人たちのためにも」と、最後の重賞で競馬人生を締めくくる。

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