【POG】藤沢和厩舎から新星!ライラックカラーV

5R、メイクデビュー東京を制したライラックカラー(手前)=東京競馬場(撮影・三好信也)
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 「3歳新馬」(18日、東京)

 名門厩舎から新たなスター候補が誕生した。芝1800メートルの一戦は、3番人気ライラックカラー(牡、父ルーラーシップ、美浦・藤沢和)が1分50秒2のタイムで快勝。好位追走から、逃げ込みを図る5番人気ランドネ(2着)に残り100メートルで並び掛けると、ゴール前でグイッとひと伸びを見せて首差先着を果たした。07年フェアリーSの勝ち馬ルルパンブルーを母に持つ血統馬に、騎乗した北村宏司騎手は「落ち着きがありました。ペースが遅く、馬込みでハミをかんだけど我慢ができたし、追いだしてからはフォームが沈んでくれましたね」とたたえた。

 なお、2着から3馬身差の3着は6番人気のロードザナドゥ。中団よりやや後方で構えた1番人気アドマイヤヒビキは直線で全く伸びる気配を見せず、最下位の16着に敗れた。

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