【中山金杯】ダイワキャグニー、ワンダフル発進 菊沢師「今なら右回りでも大丈夫」

 「中山金杯・G3」(6日、中山)

 ダイワキャグニーを送り出す菊沢隆徳調教師(47)=美浦=が意気揚々。年男として存在感を示したいところだ。

 年男が年始から存在感を示す。昨年は厩舎初のG1制覇(NHKマイルC=アエロリット)を筆頭に、開業以来最多の重賞4勝を挙げた菊沢師。70年生まれの47歳は「昨年の勝利数や内容には、まだ満足していない。でも、昨年頑張った馬たちが年齢を重ねて変わってくる。またG1も勝ちたいし、今年は昨年より楽しみが多いね」と笑みを浮かべた。

 一年を占う中山金杯にはダイワキャグニーを送り出す。昨年11月のキャピタルSを快勝したフレッシュな明け4歳馬に「中間は短期放牧を挟み、調整は順調に進んでいる。レースではハナに行ってもいい。自分のペースを守って走れれば」と期待を寄せる。

 ただ、これまでの全4勝が東京でマークしたもの。今回は中山への対応が最大の焦点となる。「体がしっかりしてきた今なら右回りでも大丈夫かな。何より、今年95歳になるオーナー(大城敬三氏)のために勝利を届けたいんだ」。舞台克服は可能と見立て、Vへの強い意気込みを口にした。

 「今年の2歳世代も楽しみだし、年男ということで注目もされている。スタッフと力を合わせて、管理馬を活躍させていきたい」。まずは重賞タイトル奪取を果たし、幸先良く新年のスタートダッシュを決めたい。

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